会社案内
運輸安全マネジメントに関する取組み
2024年4月1日
弊社では、“最も優先されるのは「お客様の安全」である”という西鉄グループ共通認識のもと、輸送の安全確保の重要性を深く認識し、全社員一丸となって輸送の安全性の向上に取り組んでおります。
1.輸送の安全に関する基本的な方針
「西鉄グループ 安全に関する基本方針」
私たちは、西鉄グループ企業理念において「安全の確保」を第一の使命としています。
私たち一人ひとりが、自らの責任と役割を自覚し、お客様からの信頼に応え、社会的責務を果たしてまいります。
- 安全を何より最優先する組織・風土の構築
- 安全マネジメント体制の確立と継続的改善
- 安全を支える従業員の能力向上と健康の確保
- お客様の安全を第一に考えた商品・サービスの提供
- お客様との安全に関するコミュニケーションの推進
- 基本方針に基づく施策の確実な実施と法令の遵守
以上の方針に基づき、「安全の確保」に向けた不断の努力を重ねてまいります。
2.輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況
- 2023年度の目標及び達成状況
【目標】有責運転事故の削減
①重大事故 ゼロ
②有責事故 16件以下
【達成状況】
①目標を達成しました。
②目標を達成できませんでした。(対前年 +6件) - 2024年度の目標
【目標】有責運転事故の削減
①重大事故 ゼロ
②有責事故 16件以下
3.自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計
該当する事故はありませんでした。
4.輸送の安全のために講じた措置および講じようとする措置
2023年度は、以下の重点施策を設定し、様々な取組みを行いました。
- 安全に関する教育及び研修の実施並びに資格取得の推進
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プロドライバーとして必要な技能・知識・運転マナーを学ぶ乗務員研修を実施しました。 新人30名、一般31名、マスタ—6名、フォロー11名、計78名受講
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管理者については、安全推進会議(年6回)及び運行管理者・補助者研修(年2回)を実施しました。
- 運行管理者試験に15名が合格しました。
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- 安全に関する情報の共有
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店所安全推進会議資料や各店より送られてくるヒヤリ・ハットシートを毎月、全店に配信し、情報の共有を実施しました。
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- 店所巡回指導の強化
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年4回の交通安全運動期間中、当社独自の安全の取組みを策定し、現場に出向いて実践状況を確認しました。
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- 飲酒運転撲滅のための継続的な活動
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毎月1日「飲酒運転撲滅強調の日」と18日の「安全の基本に帰る日」に、本社管理職が現場へ出向き、点呼立会時に従業員へ声掛けを行い、安全意識の徹底に努めました。
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飲酒運転撲滅の誓いを風化させないため、外部講師による講話を通じて、啓発活動を実施しました。
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2024年度の重点施策として以下の項目を設定し、事故防止に努めてまいります。
- リスク運転を回避するためのGPS・AIの活用
- 乗務員の認知・判断能力の強化
- 安全に関する教育及び情報の共有
- 飲酒運転撲滅のための継続的な活動
5.輸送の安全に係る情報の伝達体制(組織)
「組織体制及び指揮命令系統」参照
6.輸送の安全に関する教育・研修の実施状況
- 乗務員への教育
- プロドライバーとしての自覚を持たせるための必要な技能・知識・運転マナーを学ぶ乗務員研修を専門機関(西鉄自動車学校等)において実施しています。
- 新人乗務員に対しては、西鉄グループの一員としての自覚を持たせるとともに、自身の技能・知識レベルを自覚させるための教育を行っています。
- 事故惹起者に対しては、惹起させた事故の振り返りによる再発防止の実体験を行っています。
- 管理者への教育
- 支店長、センター長、営業所長が参加する全体安全推進会議を年6回開催し、安全マネジメント教育を行い、安全の確保を最優先させるための意識の徹底を図っています。
- その他運行管理者研修等、安全に関する様々な研修を適宜実施しています。
- 新たに班長研修を実施し、乗務員教育を強化します。
7.輸送の安全に関する内部監査の結果及びそれを踏まえた措置
運輸安全マネジメントの実施状況を確認するため、本社管理職が現場に出向いて安全・業務監査を行い、帳票類のチェック、店所長へのヒアリングを実施しました。
指摘された不適合はありませんでした。
8.安全統括管理者
取締役 行實 英彰